水冷服・水冷ベストをご存じでしょうか?
まだ、2~3年目の新商品なので認知度が低いです。
近年、夏の暑さは殺人的です💦
空調服だけでは、35℃以上の炎天下では辛いのが現実です。
水冷ベストと空調服の組み合わせで労働環境をよくできないか試したくて
水冷ベスト『アイスマンベスト』を購入しました。
この記事を読めば、水冷ベストと空調服の組み合わせのメリットとデメリットがわかります。
5~6年前は、空調服を着ていたのは鉄筋屋さんだけでした。
炎天下で日焼けした熱い鉄を扱う仕事なので真っ先に着用してました。
今日、建設業において職種問わず8~9割の人が着用してます。
「一度着たら、空調服なしで仕事できない」と口をそろえて言います。
水冷服は、空調服のデメリットを克服するために開発された新商品です。
まだ、知名度が低く、店舗販売が少ない商品ですがこれから普及すると予測されてます。
水冷ベスト『アイスマンベスト』のレビュー
最寄りのワークマンでは、売ってませんでした。
ネット注文で購入しました。
水冷ベスト『アイスマンベスト』の見た目と大きさ
第一印象は、フリーサイズなのにかなりコンパクトだと感じました。
届いた箱も、幅20㎝、高さ40㎝、厚み8㎝のコンパクトなものでした。
中身の大きさもほとんど同じサイズです。
色は、ブラックしかありません。青いチューブが見た目カッコいいと感じました。
水冷ベスト『アイスマンベスト』の取扱説明書の感想
おやじが、購入したのはアイスマンベストです。
取扱説明書には、アイスマンシリーズ4種類の説明が載ってます。
部品や使い方、手入れなど図解付きでかなりわかりやすいものでした。
覚えておくべき注意点
- 水を入れる前にポンプの電源を入れてはいけません。(からおくりは、故障の原因になる)
- 洗う時には、ポンプとバッテリー、両者をつなぐ電気線を必ずはずして手洗いすること。(陰干し推奨)
水冷ベスト『アイスマンベスト』試着した感想
コンパクトで軽い。ペットボトルと水150ml入れても軽くて重さは感じません。
体にフィットしてまるで違和感ありません。
しかし、背中のもっこり感はあります。
椅子などに寄りかかるとゴツゴツして落ち着きません。
モーターの音は、ほとんどしません。(建設現場では、周りの人に気づかれないレベルです。)
モーターの振動は、はっきりわかります。
仕事をしているとわからない程度です。
しかし、前かがみになるとモーターが逆流するためか異音がします。
ふたをきちんと閉めないと水漏れします(当たり前ですね💦)
水冷ベスト『アイスマンベスト』の冷却度と持続時間
冷却水150mlと凍らせたペットボトルの冷気は、最初冷たいと感じます。
すぐに、慣れてきます。
35℃以上の気温でも冷却度に変化がないのはありがたいです。
しかし、凍らせたペットボトルの持続時間は気温によって差がでます。
気温と冷却持続時間との関係を図にしました。
長時間使用モード(20秒作動ー45秒停止)で水冷ベストを使用した時のイメージ図
25~ 30℃ | 30~ 35℃ | 35℃以上 | |
水冷ベストのみ | 2~2.5時間 | 1.5~2時間 | 1~1.5時間 |
水冷ベストと空調服 | 1.5~2時間 | 1.5時間くらい | 1時間ぐらい |
最近、建設現場で購入者の声を聞きます。
たいていが「駄目だ、効き目が弱いし、時間が短すぎる、凍らせたペットボトルをたくさん用意できない」という声です。
水冷服単独では、物足りないという声を聞きます。
おやじは、職長会室の冷蔵庫が近くにあるので休み時間ごとに交換できるので助かってます。空調服の組み合わせで使用しているので満足度がそれなりにあります。
やはり、課題は継続時間と凍らせたペットボトルの段取りに集約されるようです。
水冷ベストと空調服の組み合わせた感想
高温でも冷却度が変わらないのが魅力です。(最初の30分)
30℃以上になるとやはりペットボトルの水が溶けるのが早くなります。
空調服の組み合わせだと冷却度はアップしますが、持続時間が落ちてしまいます。
空調服の風力が強いと、氷が溶けるのも早まります。
氷が溶けるまでは、最高です。シャツクール等の感冷薬品、クールネックリング、感冷素材のインナーウエアなども併用すると効果的です。
猛暑、炎天下で作業や活動するなら、組み合わせることをお勧めします。
空調服だけでは、熱気が巡回してしまい冷却度が低下してしまうからです。
組み合わせることで欠点を補えます。
空調服は空気が循環するように作られているため膨らむようにつくられてます。
今着ている空調服でも組み合わせできると思います。
『アイスマンベスト』の厚みは5~8センチくらいです。
これから、空調服を購入する方は、少し大きめにすれば間違いありません。
世間的には、35℃以上の炎天下の炎天下で仕事するのは危険すぎると思われてますね💦
現実的には、我慢して働く人が大勢いるからこそ日常生活がおくれている。
そんな頑張る人達の役に立つアイテムだと確信してます。
しかし、こまめに水分摂取することは忘れないで下さい。
水冷ベスト『アイスマンベスト』の総評
まだ、数日しか使ってませんが購入してよかったと感じてます。
夏の午後の作業が楽になりました。
買って良かったと思うこと
今まで、汗が滝のように流れる午後の時間帯に一時間は確実に楽に作業できるのがうれしいです。
仕事がら、材料が乾くと炎天下でも休めません。
熱中症対策に心強いアイテムです。
『アイスマンベスト』と『アイスマンベストPRO』とのちがい
『アイスマンベスト』(普通)と『アイスマンベストPRO』のちがいは、バッテリーの性能に差があります。
バッテリーは、高性能になると値段が跳ね上がります。
つまり値段のさは、バッテリーの差によるものです。
しかし、水冷ベストはバッテリーの消費は少ないのがメリットなので、ノーマルな使用ならば普通の『アイスマンベスト』で十分だと思います。
おやじは、普通の『アイスマンベスト』を購入しました。
今のところバッテリーでの問題は感じてません。
連続使用なら、昼休みに充電すれば間違いなく大丈夫です。
水冷服・水冷ベストの改善して欲しい点と心配なこと
改善して欲しい点(来年あたりは克服した商品がでると予測)
- 充電コードやバッテリーを一般の物でも使えるようにして欲しい。
- 凍らせたペットボトルの代わりになる長時間持つ代替品か保冷剤を作って欲しい。
- 冷却時間のさらなる延長、長時間冷却できるようにして欲しい。
心配ごと
- ポンプの寿命と別売りの価格
- バッテリーやポンプの防水機能。(急な雷雨などで濡れる危険性)
- 水流コードの耐久性(穴があいたり、折れて傷ついたり、損傷などに対する耐久性)
- 手洗いなどの時、ホースとポンプの配線が上手くできるか。(上手く付け直せるか)
これらの問題点は、この夏おやじが『アイスマンベスト』使いながら試します。
おやじは、長時間作業の時には凍らせたペットボトルをポケットに入れて時々飲んだり触ることで熱中症対策にしているよ。
ポケットは、濡れてしまいますが、足の付け根が冷えて熱中症予防になると考えてます。
なぜ、『アイスマンベスト』を選んだか
おやじが『アイスマンベスト』を選んだ理由
- メジャーなメーカーで交換部品が入手しやすそうだから。
- アイスマンベストPROとの差がバッテリーだけであり、購入者のレビューでバッテリーの少なく一日の作業時間は「3350mAh 12.06Wh」でもつことを知っていたから。
- 将来、ワークマンで部品が買えそうだと予測したから。
交換部品の値段も知っておくと大切に使うと思う
ポンプが、約4000円前後です
流水よう配管が、約3000円
水袋が、約3000円
バッテリーは、約5000円
部品だけ見ると本当に高いので大切に使いましょう。
これを見ると、新しく買い替えた方が安い気がしますね💦
類似のおすすめ水冷服です
<空調服も最初はいろいろ問題点が多かったよ。
水冷服の問題点も近い将来克服されると思う。
今は、デメリットをふまえて使うしかない、
メリットもたくさんのは間違いない。
まずは、色々調べてみて欲しい。
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