窓ガラスのゴムパッキンやコーキングが、カビや劣化で細くなったり欠損した場所があるの自分で直せないかしら?
ゴムパッキンをなおすのは、ガラスを外すなど大変手間がかかり、難易度高いですよ💦
コーキング(シール)なら基礎知識と道具、材料さえあれば、簡単に自分で直せますよ。
予算も2000~3000円で全てそろえられますよ。
※初心者にはガラスをはずしてゴムパッキン(巻きビート)を外すのは難易度が高いのでコーキング(シール)の貼り換え工法に変えるのがおすすめです。
この記事の通りに作業すれば、あなたにもきっとできるでしょう。
使う道具も少なく、仮に失敗してもやり直しは簡単なので、ぜひ気軽に挑戦してみて下さい。
カビなどで変色したコーキング材のチェンジにもおすすめです。
最初の画像と同じ場所です✨
窓ガラスの(シリコン)コーキングのやり方
必要な道具
- カッター
- 養生テープ(紙テープ)巾15~18ミリ
- シールガン
\安くて(約400~600円)も長持ちします/
- シリコン材(水回り、ガラス対応)
\コーキングの色はお好みで選べます/
防カビ剤入りはお値段高めです💦約11mコーキングできます。
- シリコンナイフ:子供用の肉切りナイフやバターナイフもしくは、100円ショップでも売っているシリコンナイフでも大丈夫です
- 手が届くように踏み台や脚立、小さな椅子も必要です。
- 新聞紙やダンボールの切れ端。
前準備
最初は、直したいガラス窓の掃除をしておきましょう。
カビや汚れ、水気があると養生テープの貼り付きが弱くなり失敗の原因になります。
結露している時には、よくふき取りドライヤーなどで乾燥させましょう。
慣れるまでは、床に養生を推奨します。
服装は、汚れても後悔しない服にしましょう。
コーキング材は、服に付いた場合コーキング材を完全に落とすことはできません。絨毯や靴下も同じです。
作業場のまわりには使う道具以外のものは離しておきましょう。
慣れるまでは、床に新聞紙やダンボール、カレンダーの紙などを養生におくといいですよ。
上のコーキングや養生テープ貼りがしやすいように踏み台や小椅子を用意してください。
無理な姿勢での作業は、危険なうえ上手く仕事ができません💦
窓ガラスの(シリコン)コーキングのはがし方
カッターは、巾は広い大きいタイプを使います。
最初にサッシュ枠にそわせて金物に向けて刃を差し込みます。先端を枠につけて少しななめにすることが枠を傷つけないコツです。
この時、カッターの刃は出し過ぎないようにしましょう。
カッターの刃は力の入れ方次第で簡単に折れることがあります。
慣れるまでは、カッターの刃でケガをしないようにゆっくり作業してください。
力加減に気を付けて手元をよく見ながら切断してください。
一度にたくさん切ろうとしないで徐々に少しずつ刃を通せば大丈夫です。
サッシュ枠側のカッター入れが終わったら次にガラスにそわせてカッターを入れます。
多少ガラスにあたっても傷はつかないので軽く当たるまで刃を通して下さい。
簡単に取れるまでカッターを入れてからシールを取るときれいに取れます。
カビや劣化したコーキングやゴムパッキンは、簡単に切れますよ👍
コーキング用の養生テープの貼り方
この作業が一番根気が必要です。
角が浮いていたり、貼りがあまくて隙間があると仕上がりが汚くなります。
一番大切な作業といえます。
コーキングがきれいに取れたら、軽く掃除しましょう。
ゴミがあるときれいに仕上がりません💦
養生テープの貼る順番は、自由でよいのですが、鍵などの障害物がない側の真中からスタートするとはがす時に楽ができます。
ガラス側の隙間のチリは3~5ミリで※チリをそろえると見栄えがよくなります。
チリとは建築や工作で二つの物の間にできる隙間やずれのことです。
見た目や機能に影響するので小さくするのが普通です。
見た目をよくするために寸法をそろえるときに「チリをそろえる」といいます。
前のコーキング跡と同じか少しひろめが推奨です。
角の作り方(入隅)は、コツがいります。
【ガラスに貼る養生テープ(内側)】
①最初はチリを無視して奥までしっかり貼ります。
②そしてゆっくり戻しながら引っ張ります。
③3~5ミリの※チリがとれるところまで引っ張たら指で押して折り目を作ります。
斜めにアルファベットのAをイメージしてコーキングするラインの角を決めます。
降り曲がる方に22~23℃になるように折り目をつけます。
少し長めにして角を左手でおさえながらテープを回転させて右に引っ張ります。
④指で角が動かないように抑えながらテープの角度をかえてチリをみながらはりだします。
角の養生をするときは、この作業①~④を繰り返します。
外の角はテープを外にループさせて切らずに貼ります。
角だしが一番むずかしかったので、何回も練習しました💦
カドでハサミやカッターできれいに切断して重ねるやりかたも簡単なので推奨します。
養生テープの最後は、斜めに逃げて折り返すとはがす時に便利です。
養生テープには種類があります。ガラス用を使ってください。
※養生テープの貼り方についてさらに詳しく書いた記事はこちらです。
養生テープの貼り方
コーキングの打ち方と仕上げ方
まずは、シールガンにシリコンをセットします。
シールガンのおしりとシリコン材のおしりを合わせます。
または、ガンの先端にキャップが来るようにセットしてください。
それから、シリコン材のキャップ(ふた)を外します。
チューブの出入り口の封を、キャップの先端で穴をあけます。
そして、キャップをふたたび取り付けます。
シールガンの押し棒には向きがあります。
ギザギザのある方を上にして握りと連動させてください。
キャップの先端をコーキングするシール巾と同じくらいにカッターで切断します。
水平に切断しても、斜めに切断してもあなたの好みに合わせて切って下さい。
※シールガンの向きや角度を考えて斜めに切ると充填しやすいです。
最初はまっすぐ水平に切ってみてやりずらいと思えば斜め切りに変えると良いでしょう。
シールガンは、握りに力を入れて握ると先端からコーキング材が出てきます。
コーキング材が奥まで充填されるようにゆっくり少し多めに材料をおいて行ってください。
力加減とガンを動かすスピードをある程度一定にするときれいに打てます。
ガンの先端から出るコーキング材の量を見ながら適量、養生テープの間に置いて行ってください。
シールナイフで、コーキング材の量を決めていきます。
シールナイフの先端で材料の削りを行ってください。
1回目は、だいたいの量にあらどりしてから仕上げをします。
この時、材料を押押し込むようにしながら余分なコーキング材を取りましょう。
2回目は、養生テープの両方の角にコーキング材があまり残らないようにできるだけきれいに仕上げをしてください。
角が難しいので角からスタートしましょう。
ナイフを45℃くらいの角度で手首を固定して隅から隅にゆっくりと動かしましょう。
きれいに抑えられない時には、すこし水をシールナイフにつけて施工しましょう。
とくに、止めが難しいです。
とめの段差やムラは、部分的に数回おさえてください。
余分なコーキング材は、新聞紙や空になったコーキング管につけて下さい。
この時が、一番汚れやすいです💦
服や絨毯についてしまうと落とせなくなるので注意してください。
シリコンは、だいたい空気にふれはじめて10~15分くらいで固まりはじめます。
10分を目安に完了しましょう。
養生テープをはがすタイミングと注意点
コーキング材を完全に乾かしてしまうと、マスキングテープに乗った材料がひっぱられてボロボロになったりはがれる原因になってしまいます。
また、取り外したテープはこまめに巻き取ってください。
ダンボールの切れ端や新聞紙、からのコーキング材の菅にまくと捨てるときに楽ですよ。
養生テープについたコーキング材で、床や服を汚さないように気を付けてください。
コーキング材を仕上げおさえ終わったらすぐにテープをはがすイメージです。
コーキング打設から養生テープはがしまで15分を目安に施工しましょう。
ガラス一枚ずつ施工しましょう。
まとめ
カビや経年劣化した窓ガラスのゴムパッキンやコーキングは、自分で打ち換えできます。
放置しすぎるとガラスが割れる原因になります。
道具や材料をそろえて、ぜひ自分で挑戦しましょう。
最初は、目立ちにくい小さくて施工しやすい窓で練習しましょう。
慣れてから、大窓にチャレンジしてください。
DIYリフォームにおいて、養生テープの貼り方とコーキングのスキルが身に付くと色々なことに応用が利きます。
業者に頼むよりかなりの節約です。
ぜひ、ここでマスターしてください。
\参考にしたプロの動画/
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