
左官歴30年、1級技能士の「左官屋おやじ」です。
家づくりやリフォームで「漆喰(しっくい)」をDIYしたいという相談をよく受けますが、特に人気があるのが「漆喰うまくヌレール」と「ヌリヌリ(NURI²)」です。
プロの視点から、この2つの決定的な違いを「施工性」「素材」「コスト」の観点で徹底比較しました。
この記事を読み終える頃には、あなたがどちらを選ぶべきか、迷いは消えているはずです。
【結論】あなたはどっち?プロが教える選び方の基準



忙しい方のために、まずは結論から。
- 準備時間を短縮し、すぐに塗り始めたい人
- コテを使って、壁紙のようにツルツルに仕上げたい人
- ホームセンターで実物を見てから買いたい人
- 100%オーガニック素材にこだわりたい
- 子供と一緒に、素手(ゴム手袋)や足を使って遊びながら塗りたい
- プロのようなコテ使いよりも、味のあるデザイン模様を楽しみたい



あなたはどちらですか?
「漆喰うまくヌレール」と「ヌリヌリ」の違い


日本プラスター漆喰うまくヌレール作品賞の画像引用
漆喰うまくヌレールの特徴
✅とにかくコテで塗りやすい。(粘度がたかくベタベタしている)
材料は少し柔らかいです。(自分で練る必要がないのは魅力です)
しかし、ローラーで塗れるほど柔らかくありません💦
ベトベトしてこぼれにくいです。


✅色見本よりも最初は、濃い色に仕上がります。
完全に乾燥すると薄くなる感じです


✅空気を遮断すれば長期保存ができます。
サランラップとビニール製中蓋で密封しましょう。
✅内部用、外部用、下地専用の3種類があります💦
下地が悪い時は、下地専用の材料を使います
✅専用の道具セットが販売されてます。
ヌリヌリの特徴


NURI²公式ページより引用画像


ヌリヌリ公式ページより引用画像
✅オーガニック素材100%
✅塗る前に、足でもみほぐす必要があります。
✅ゴム手袋で塗れます。しかし、コテの方がきれいに塗れます。
✅漆喰うまくヌレールよりも少し固めです。
✅下地も同じ材料で塗ることができます。
✅内部・外部兼用の材料が主力です。
↑
漆喰うまくヌレールは、兼用ではなく内部・外部の専門の商品があります💦
最近、内部専用の商品が発売されました💦
✅少し匂いがあると口コミにあがってます💦
「うまくヌレール」vs「ヌリヌリ」 徹底比較表
| 比較項目 | 漆喰うまくヌレール (日本プラスター) | ヌリヌリ (田川産業) |
|---|---|---|
| 創業 | 1929年 (塗り壁専門) | 創業100年 (大阪城実績あり) |
| 準備 | 練り作業なし ですぐ塗れる | 使う前に 足でもみほぐす 必要あり |
| 素材 | 天然資源由来 | オーガニック素材100% |
| 塗りやすさ | 粘度が高く、 コテから落ちにくい | 少し固め だまがあるので 揉み解す必要あり |
| 施工方法 | コテ (専用道具あり) | ゴム手袋でもOK |
| 用途 | 内部・外部・下地で商品が別 | 内部・外部兼用が主力 |
| 購入はこちら | 購入はこちら |
左官屋おやじが語る
「漆喰うまくヌレール」の凄み
「うまくヌレール」の最大の特徴は、その圧倒的な「粘り気」にあります。
日本プラスターさんは、本業でもよく使うメーカーさんで信用ができます。
失敗しない工夫
粘度が絶妙で、コテに乗せた時にボタボタこぼれにくいのが初心者には嬉しいポイントです。
保存性
使い残しても、空気を遮断すれば長期保存ができるので、今日はトイレ、来週はリビング…といった計画的なDIYに向いています。
⚠️注意点
乾燥すると色が薄くなるため、塗りたての色で判断しないよう気を付けてください。
左官屋おやじが語る
「ヌリヌリ」の魅力



田川産業は、あの大阪城の改修にも使われる漆喰を作る、信頼の老舗メーカーです
家族での体験
「足でもみほぐす」工程は、子供にとっては最高のアトラクションになります。
• オーガニックの安心感
100%自然素材にこだわるなら、こちらに軍配が上がります。
• 自由な表現:
コテだけでなく手でも塗れるため、既製品にはない「デコボコ感」や「表情」を出しやすいのが面白いところです。
左官屋おやじの「失敗しないためのアドバイス」
プロとして、これだけは伝えておきたいことがあります。
1. 下地は命
「うまくヌレール」を使う場合、下地の状態が悪いなら必ず「下地専用」の材料を先に使ってください。ここをケチると、後で剥がれの原因になります。
2. 臭いについて
ヌリヌリは、一部の口コミで少し特有の臭いがあると言われています。施工中や乾燥までは、しっかり換気を行うのが鉄則です。
3. 予算と相談
とにかく安く、手軽に仕上げたいなら「うまくヌレール」の方が導入のハードルは低いです。
まとめ
どちらを選んでも、漆喰が持つ「調湿効果」や「消臭効果」などのメリットは変わりません。
あなたのライフスタイルに合うのはどちらですか?
もし、「うちの壁はこんな状態なんだけど、どっちがいいかな?」という具体的な悩みがあれば、下のコメント欄に書き込んでください。左官職人の私が、真剣に回答します!














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