クロスのひび割れを補修する方法!DIY初心者でも簡単な裏技も解説

壁のひび割れ補修
悩む読者さん
悩む読者さん

部屋の壁にひび割れがあってかっこ悪い( ;∀;)

リフォームする金銭的な余裕ないし、自分で簡単に直す方法ないかしら?

おやじ
おやじ

ひび割れだけを直して見た目をよくする方法ありますよ。

DIY初心者向きの簡単な応急処置ですが、我が家ではその方法で10年以上もってますよ。

この記事は、DIY 初心者が部分的なリフォームをするための記事です。
✅記事の信頼性
この記事の著者「左官屋おやじ」は、左官職人を30年以上しています。
築35年以上の木造3階の家を色々とDIYで修繕しながら生活中です。
この記事では、DIY初心者のだれでもできる簡単な補修方法を紹介します。
ただし、天井のひび割れで水漏れしている場所には意味のない補修になります。

AIロボ
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屋根からの雨漏りや電気の配線、水道管の近い場所は、素人には修復が難しいです。

家が腐食して駄目になる前に早めのリフォーム工事をおすすめします。

目次

クロスのひび割れのDIYでの補修方法

クロス壁のひび割れをDIYで補修するときの注意点

AIロボ
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活動性のものや、幅が10mm以上のひび割れは、専門家に依頼する必要があります。

また、電気や水道などの配管が通っている場所のひび割れや、耐力壁などの重要な壁は、自分で直さないでください

おやじ
おやじ


壁のひび割れを自分で直すことができるのは、幅が5mm以下で、受動性や周期性のひび割れだけです。

AI
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ひび割れが1度起きた場所は、再発しやすいです💦

ひび割れしにくい耐クラック性能のある壁紙(クロス)に張り替えるのもお勧めです。

\初心者向きノリ付き耐クラック壁紙(クロス)/

必要な道具

  • カッター(細身のタイプ)、ハサミ
  • 雑巾もしくはスポンジ、水バケツ
  • コークボンド(ジョイントコークM)・色はクロスに合わせて選択
ジョイントコークMの実物写真
  • ノリ付きロールテープ(巾や柄はお好みで!)

【欠損部補修が必要な場合】

  • 石膏系のパテ材(下地用)
石膏系のパテ材(下地用)の実物写真です。

初心者は、粉パテよりも練りあがった商品を推奨します。

  • ファイバーテープ(巾は色々あるので合うものを選んで下さい)
  • ヘラ
カッターナイフ、ヘラの実物写真です。
  • プライマー(ダイノックシート用)
ダイノックシート用プライマーの実物写真です。
  • 作業する場所に届くための足場(椅子や脚立などでOK🙆)
    これだけです!
    もしも、クラックまわりにカビがある時は、カビキラーなどの洗剤が必要です。
AIロボ
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塩素系漂白剤・キッチンブリーチなどでもよく落ちます。

お近くにDIYの専門店がない場合は、通販での購入がおすすめです。

プロに選ばれる建材通販サイト【アウンワークス】

物によっては100円ショップでも類似品があるので、お試しで挑戦するなら探してみて下さい。
カッターやヘラは、100円ショップのもので充分です。

おやじ
おやじ

業者に頼むのは安心ですが予算がかかります。

自分で直せば格安ですみますよ。

これが一番のメリットです。

一般的なクロス補修セットもお勧めです。

クロスのひび割れ補修のDIY手順(ひび割れが細い時)

最初は、クラック(ひび割れ)まわりの掃除です。
中性洗剤もしくはきつく絞った雑巾でふき取り掃除しましょう。
クロスの接手がめくれかけているだけの場合は、隙間にコークボンドを入れます。
このコークボンドは、すぐには固まりません。
下にこぼしたら、水雑巾やスポンジで掃除してくださいね。
冬場などの気温が低い時には、部屋の温度を温かくすると仕事がしやすいです。
ある程度半がわきの状態にしてから手で膨れたところを抑えましょう。
目安は、材料の粘着具合です。
壁が濡れてたり、しけっている時は乾燥させましょう

おやじ
おやじ

渇きが悪く、めくれてくる時には、ドライヤーで温めながら施工するとうまくいきます。

最後に水雑巾やスポンジでひび割れのまわりについているコークボンドをきれいにふき取っておしまいです。

クロスのひび割れ補修のDIY手順(ひび割れが長く3ミリ以上の時)

最初は、クラック(ひび割れ)まわりの掃除です。
中性洗剤もしくはきつく絞った雑巾でふき取り掃除しましょう。
見た目をよくするためにテープをまっすぐ貼った時クラックが収まる巾を先に調べましょう。
窓口の上下にクラックがある時は、上下の縦ラインをそろえると見栄えがいいですよ。
使うノリ付きテープの長さや幅を調べてから購入しましょう。
ある程度長めに購入しましょう。(予備や失敗した時のため💦)
迷ったら一番太いタイプの物を選びましょう。

クラックの弱い場所(脆弱部)をカッターで面取りしましょう。
もしも、ボードが貫通するほど穴がある時は、石膏系の材料で塞ぐ必要があります。

欠損部補修に必要なもの

  • 石膏系の下地用パテ剤
  • ファイバーテープ
  • ヘラ
  • 練るための器:空のペットボトル(おしりの凹凸の少ない物)を切断して使い捨ての器をつくる。(紙コップなども推奨)

パテ材の練り方と塗る時のコツ

材料(パテ材)を初めて練る時は、一度にたくさん練らないようにしましょう。

欠損部補修に使う量を考えて、練りたいパテの量を予測しましょう。

練りたい量の半分くらいの粉のパテ剤を練るための器に入れて水を少しずつ足しながらヘラで混ぜて下さい。

ホットケーキのもとをつくるイメージです。

あまり、水分が多いと柔らか過ぎて塗れません💦

水と粉の量を加減しながら目的の量のパテ材を練り上げましょう。

少し固めがきれいに埋めやすいですよ。

パテ材をヘラで穴に付けて均してみてください。※均すとは、平らにすること。

穴が小さい時は、ファイバーテープ不要です。

大きな穴は、ファイバーテープでふさいでからパテ材を塗り付けましょう。

この時廻りより高くしないように気を付けてください。

穴の大きさに合う巾のヘラを使いましょう。

固まってから紙やすりで削るので少しくらい高くても大丈夫です。

しかし、削る作業は埃もでるうえ力もいるのでなるべく平らに塗りましょう。

クラックの巾が小さい(2ミリ以下)には無理にコークボンドは必要ありません。
3ミリ以上の大きいクラックは、コークボンドをおすすめします。
クラックにコークボンドをつけてを手やヘラで低めに均しましょう。
コークボンドは速乾ではないので、あわてずに塗り込みましょう。
クロスよりも高くしないようにしましょう。
あくまでも溝に塗り込んでクロスにはつけないようにします。
余裕があれば、一日乾かせるほうがいいです。

ひび割れ部分にアクセントクロスを貼った写真です。

ノリ付きテープをしわを伸ばしながらゆっくり貼り付けます。
あまり強く引っ張ってはいけません!!
特に、貼りはじめや入隅は気をつけてください。(後で隙間が生まれる原因)

❇入隅とは、壁と壁がぶつかる内角のこと

貼る前に角や30~40センチおきにえんぴつで印をつけるといいですよ。
チョークで印をつけるのもありです。
しかし、太くなるので考えてマーキングしましょう。
印は隠れるように片側のみにして、最後には見えなくなるようにしましょう。
ひび割れしにくいクロスを上張りするのもありです。

(本当は教えたくない)秘密の裏技

実は、見た目を直すだけなら裏技があります。
この方法は最近動画で知った方法です。
凄腕のリフォーム職人の動画からの情報なので信用度は高いです。
その方法は、固形ベビーパウダーでひび割れの隙間を埋める方法です。
シッカロール素材なので体に優しくお勧めです。

仕上げ前と後の写真

写真の撮り方が下手なのでわかりにくいですが、小さな穴や打ち継ぎ、クラックはかなり目立たなくなります。

ただし、白かアイボリーのクロスにしか使えません💦

他の色のクロスは、コークボンドの色を選択して合わせて下さい。

\参考にした動画/

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この記事を書いた人

この記事の著者、「おやじ」は、50代の左官職人にして母と妻と息子(高校生)を養うために 身を粉にして働く肉体労働者です。
1級左官技能士にして基幹技能士、大手ゼネコンの1級職長です。
DIYリフォームや、購入して良かったアイテムの紹介、健康で幸せに生きるための知恵や経験談を記事にしています。
読者の役に立つブログを目指してます。ご意見ご要望があれば気軽に連絡して下さい。

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