

窓のゴムパッキンに黒ずんだカビがびっしり…
パッキンがボロボロに劣化して隙間風が気になる…
そんな悩みをお持ちではありませんか?
業者に頼むと高くつきそうだし、かといって自分で直すのは難しそうと諦めている方も多いはずです。
確かに、窓ガラスを外してゴムパッキンを丸ごと交換するのは、初心者には非常に難易度が高い作業です。



しかし、安心してください。
「コーキング(シール)」という手法を使えば、ガラスを外さず、初心者でもたった3,000円ほどの予算で、新品のような美しさを取り戻すことができます
この記事では、1級左官技能士として大手ゼネコンの現場を支えてきた「左官屋おやじ」が、プロの技術をDIY向けに分かりやすく解説します。
- 予算2,000〜3,000円で道具はすべて揃います。
- 失敗してもやり直せる」プロならではのコツを伝授します。
- 放置するとガラスが割れる原因にもなる劣化を、今日ここで解決しましょう。


最初の画像と同じ場所です✨



読み終える頃には、あなたも家中の窓をピカピカに蘇らせる自信がついているはずです。
なぜ「パッキン交換」ではなく「コーキング」なのか?
窓のメンテナンスにおいて、なぜコーキングが最適なのかを解説します。
パッキン交換の落とし穴
ゴムパッキンの交換は、窓ガラスをサッシから外す必要があり、初心者には非常に手間と難易度が高い作業です。
正直に言うと経験も道具もなしに初心者ができることではないと判断します。
コーキングのメリット
ガラスを外す必要がなく、予算も2,000〜3,000円で道具と材料がすべて揃います。
また、万が一失敗しても簡単にやり直せるのが魅力です。
劣化したパッキンを放置する危険性
劣化したパッキンを放置すると、隙間風やカビの原因になるだけでなく、最悪の場合はガラスが割れる原因にもなります。
早めの対策が住まいの安全を守ります。
これだけ買えばOK!プロが選ぶ厳選道具リスト
道具選びで仕上がりの8割が決まります。
必須3点セット
- シールガン(約300円):
シリコンを押し出すための専用道具です。 - シリコン材(約700円):
窓ガラス・水回り対応のものを選びましょう。
「防カビ剤入り」を選ぶのが長持ちさせるコツです。 - シリコンナイフ:
100円ショップのものや、家庭にあるバターナイフでも代用可能です


\安くて(約400~600円)も長持ちします/
- シリコン材(水回り、ガラス対応)
\コーキングの色はお好みで選べます/
防カビ剤入りはお値段高めです💦約11mコーキングできます。
- シリコンナイフ:子供用の肉切りナイフやバターナイフもしくは、100円ショップでも売っているシリコンナイフでも大丈夫です
- 手が届くように踏み台や脚立、小さな椅子も必要です。
- 新聞紙やダンボールの切れ端。
【重要】養生テープ選び
「ガラス専用」のマスキングテープ(カモ井No.GS-21等)を用意してください。
糊残りがなく、プロの現場でも愛用されています。
失敗を防ぐ「前準備」の鉄則(ブックマーク推奨!)





作業を始める前に、以下の準備を必ず行ってください。
汚れや水気があるとテープがうまく貼れず、失敗に直結します。
結露している場合は拭き取り、ドライヤーで完全に乾かしてください。
シリコンが服や床につくと完全に落とすことはできません。
汚れてもいい服を着用し、足元には新聞紙やダンボールを敷いて保護しましょう。
カビや汚れ、水気があると、養生テープがうまく貼れず、失敗につながります。
もし結露している場合は、しっかり拭き取り、ドライヤーなどで完全に乾かしてください。
最初は、床に養生をしておくことをおすすめします。



コーキング材は、服に付いた場合コーキング材を完全に落とすことはできません。絨毯や靴下も同じです。
作業を始める前に、使う道具以外のものは作業場から離しておきましょう。
最初は、床に新聞紙やダンボール、カレンダーの紙などを敷いて保護すると良いです。
コーキングや養生テープを貼る作業がしやすいように、踏み台や小椅子を準備してください。
無理な姿勢で作業をすると、危ないですし、上手く作業ができないので注意が必要です。
実践ステップ1:古いコーキング・パッキンの剥がし方



まずは劣化した部分をきれいに取り除きます。
カッターは、幅が広い大きめのものを使用します。
最初に、サッシの枠に沿わせて、金具に向けて刃を差し込みます。
先端を枠につけて少し斜めにするのが、枠を傷つけないためのポイントです。
カッターの刃先を金物に当てて、サッシ枠を傷つけないように注意してください。
コーキング材を埋める場所に沿って、カッターの刃を動かします。
この時、力を入れすぎるとコーキング材が切れてしまうため、優しくなぞるように動かしましょう。
カッターで切れ目を入れたら、古いコーキング材を剥がしていきます。
指で剥がせる部分もありますが、カッターやヘラを使うと効率的です。
古いコーキング材を剥がし終えたら、サッシの枠に残った汚れをきれいに拭き取ります。
この時、アルコールや中性洗剤を使うと、汚れが落ちやすいです。
焦らず丁寧に、古いコーキング材を取り除いてください。


この時、カッターの刃は出し過ぎないようにしましょう。
カッターの刃は力の入れ方次第で簡単に折れることがあります。



慣れるまでは、カッターの刃でケガをしないようにゆっくり作業してください。
力加減に気を付けて手元をよく見ながら切断してください。
一度にたくさん切ろうとしないで徐々に少しずつ刃を通せば大丈夫です。


サッシ枠のカッター入れが終わったら、次はガラスに沿ってカッターを入れます。 多少ガラスに当たっても傷はつきません。 軽く当たるまで刃を通してください。 簡単に取れるまでカッターを入れたら、シールを剥がすと綺麗に取れます。



カビや劣化したコーキングやゴムパッキンは、簡単に切れますよ👍
実践ステップ2:仕上がりを左右する「養生テープ」の極意



この作業が一番根気が必要です。
角が浮いていたり、貼りがあまくて隙間があると仕上がりが汚くなります。
一番大切な作業といえます。
ガラス側の隙間(チリ)を3〜5ミリ程度に揃えるのが、見た目を美しくする黄金ルールです。
チリとは?
チリとは建築や工作で二つの物の間にできる隙間やずれのことです。
見た目や機能に影響するので小さくするのが普通です。
見た目をよくするために寸法をそろえるときに「チリをそろえる」といいます
テープを奥まで貼り、戻しながら指で折り目を作り、アルファベットの「A」をイメージして角を決めます。
細かいところを詳しく書いた記事はこちら▼


カドでハサミやカッターできれいに切断して重ねるやりかたも簡単なので推奨します。
前のコーキング跡と同じか少しひろめが推奨です。
角の作り方(入隅)は、コツがいります。
【ガラスに貼る養生テープ(内側)】
①最初はチリを無視して奥までしっかり貼ります。


②そしてゆっくり戻しながら引っ張ります。
③3~5ミリの※チリがとれるところまで引っ張たら指で押して折り目を作ります。


斜めにアルファベットのAをイメージしてコーキングするラインの角を決めます。
降り曲がる方に22~23℃になるように折り目をつけます。
少し長めにして角を左手でおさえながらテープを回転させて右に引っ張ります。
④指で角が動かないように抑えながらテープの角度をかえてチリをみながらはりだします。
角の養生をするときは、この作業①~④を繰り返します。



角だしが一番むずかしかったので、何回も練習しました💦


外の角はテープを外にループさせて切らずに貼ります。


養生テープの最後は、斜めに逃げて折り返すとはがす時に便利です。
養生テープには種類があります。ガラス用を使ってください。
※養生テープの貼り方についてさらに詳しく書いた記事はこちらです。
養生テープの貼り方
この養生テープの角の貼り方が、めんどくさいと感じた方は、カッターナイフの刃をあてて角に合わせてキレイに切断しましょう。
まっすぐに切ったテープの角を仕上げるラインに合わせて貼れば問題なくしあがります。
実践ステップ3:充填と仕上げ(15分の時間制限)



いよいよシリコンを打っていきます。
まずは、シールガンにシリコンをセットします。
シールガンのおしりとシリコン材のおしりを合わせます。
または、ガンの先端にキャップが来るようにセットしてください。
それから、シリコン材のキャップ(ふた)を外します。
チューブの出入り口の封を、キャップの先端で穴をあけます。
そして、キャップをふたたび取り付けます。
シールガンの押し棒には向きがあります ギザギザのある方を上にして握りと連動させてください。


キャップの先端をコーキングするシール巾と同じくらいにカッターで切断します。 水平に切断しても、斜めに切断してもあなたの好みに合わせて切ってください。 ※シールガンの向きや角度を考えて斜めに切ると充填しやすいです。 最初はまっすぐ水平に切ってみてやりずらいと思えば斜め切りに変えると良いでしょう。


シールガンは、握りに力を入れて握ると先端からコーキング材が出てきます。
コーキング材が奥まで充填されるようにゆっくり少し多めに材料をおいて行ってください。
力加減とガンを動かすスピードをある程度一定にするときれいに打てます。
ガンの先端から出るコーキング材の量を見ながら適量、養生テープの間に置いて行ってください。


シールナイフでコーキング材の量を決めていきます。
シールナイフの先端で材料の削りを行ってください。
1回目は、だいたいの量にあらどりしてから仕上げをします。
この時、材料を押し込むようにしながら余分なコーキング材を取りましょう


2回目は、養生テープの両方の角にコーキング材があまり残らないように、できるだけきれいに仕上げをしてください。
角が難しいので角からスタートしましょう。
ナイフを45℃くらいの角度で手首を固定して隅から隅にゆっくりと動かしましょう。


きれいに抑えられない時には、すこし水をシールナイフにつけて施工しましょう。
とくに、止めが難しいです。
とめの段差やムラは、部分的に数回おさえてください。
余分なコーキング材は、新聞紙や空になったコーキング管につけて下さい。



この時が、一番汚れやすいです💦
服や絨毯についてしまうと落とせなくなるので注意してください。



シリコンは、だいたい空気にふれはじめて10~15分くらいで固まりはじめます。
10分を目安に完了しましょう。
充填と仕上げのポイント
ガンの先端をシールの幅に合わせて斜めにカットすると充填しやすくなります。
一定のスピードで、少し多めにシリコンを置いていきます。
◦ 1回目は、材料を押し込むように**「あらどり(粗削り)」**をします。
◦ 2回目は、テープの角に材料が残らないよう、ゆっくり滑らかに仕上げます。
後片付け:テープを剥がすタイミングが命
コーキング材を完全に乾かしてしまうと、マスキングテープに乗った材料がひっぱられてボロボロになったりはがれる原因になってしまいます。
また、取り外したテープはこまめに巻き取ってください。
ダンボールの切れ端や新聞紙、空のコーキング材の管に巻くと、捨てるときに楽ですよ。
養生テープについたコーキング材で、床や服を汚さないように気を付けてください。


剥がしたテープは空のコーキング管に巻き取ると、周囲を汚さず簡単に捨てられます。
よくある質問
まとめ:左官職人からのエール
窓ガラスのコーキングは、一度コツを掴めば家中のメンテナンスに応用できる一生モノのスキルです。
• まずは目立たない小さな窓から練習してみましょう。
• 自分で直すことで、業者に頼むよりも大幅な節約が可能です。



最初は、目立ちにくい小さくて施工しやすい窓で練習しましょう。
慣れてから、大窓にチャレンジしてください。
DIYリフォームにおいて、養生テープの貼り方とコーキングのスキルが身に付くと色々なことに応用が利きます。
業者に頼むよりかなりの節約です。
ぜひ、ここでマスターしてください。
あなたの住まいが、より快適で美しい場所に変わることを応援しています!
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