手軽に本格的な塗り壁が作れると人気の「漆喰うま〜くヌレール」。
「興味はあるけれど、難しそう……」と一歩を踏み出せずにいませんか?
実際に施工したDIY経験者へのアンケートや体験談では、
「コテで適当に塗ってもいい感じに仕上がった」「初心者でも楽しみながら塗れた」という喜びの声が多数。
中には「10年以上経過した今でも、剥がれやヒビ割れは一切なし!」という頼もしい実例もあります。
ただし、実際にやってみたからこそ分かる「角(出隅・入隅)のコツ」や「下地によるヤニ対策」など、知っておくと得するリアルなポイントがあるのも事実です。
初めての方でも失敗せずに、楽しみながら理想の漆喰壁を仕上げるためのヒントを見ていきましょう!
左官歴30年以上の左官職人・左官1級技能士・基幹技能士・とあるゼネコンの1級職長
築35年の木造住宅をDIYリフォームしながら暮らす50代のブロガー
1回塗りと2度塗りの違いとは?
個人的に1回でプロ並みにきれいに触れる初心者さんはまれであると思います。
ちなみに、材料費を安くするために前回は1回塗りで仕上げました💦
それなりに綺麗に仕上がりましたが、クロスの継ぎ目が透けて見えてしまい
左官のプロとして、家族からは「あまりわからないよ」と言われたものの、
内心は少し恥ずかしい仕上がりでした。
今回は、色を変えたりしながら2回塗りしました。
仕上がりが全然ちがってきます。
二回塗りは、綺麗に仕上がります。
画像は、汚れたクロスを白の漆喰を二回塗りした写真です。

同じ場所を塗っている写真です。色の違いわかりますか?

仕上がりは1回塗りと比べて文字通り「全く別物」。むらなく均一に塗ることができ、圧倒的に美しく仕上がりました。
美しい仕上がりを目指すなら、「2度塗り」が断然おすすめです。
また、下地の乾燥を遅らせて施工性を高め、ひび割れを防止するためにも、事前の「プライマー(下塗り)」の塗布をおすすめします。


二回塗りした写真

漆喰DIYでよくある「5つの失敗しやすいポイント」
①ひび割れを引き起こす厚塗り禁止
漆喰うまくヌレールは、厚塗り用ではありません。
左官材は、水分が蒸発する時に収縮します。
漆喰の仕上げ用は、うす塗り用なので厚く塗るとひび割れをおこします。
お化粧のファンデーションを厚くぬると乾燥時にひび割れを起こす現象と同じです。
1~2㎜程度に伸ばしてぬりましょう。


材料を硬いまま使い、5㎜以上の厚みでベタベタつけると・・・剥離やひび割れを起こす恐れがあります。
②養生テープの貼り方が悪いと見た目がよくない
柱や巾木と壁のラインは、見た目の美しさに直結します。
- 貼り方が緩い・隙間がある
漆喰の色がそのまま出てしまい、見栄えが悪くなります。 - 雑に貼りすぎる
養生を剥がすときに漆喰ごと剥がれてしまい、穴が開いたようになってしまいます。
塗り厚(1〜2ミリ)を意識し、隙間がないよう丁寧に貼りましょう。
③素手で塗ると手がかぶれる危険性
漆喰は強アルカリ性です。肌が弱い方が素手で作業すると、かゆみやかぶれの原因になります。
対策:
薄手のビニール製使い捨て手袋がおすすめです
(軍手は液が染み込んでしまうため不向きです)。
④服や靴下に漆喰がつくと落ちません
床をいくら養生しても、足で踏むと周囲を汚してしまいます。
特に靴下につくと絶対に落ちないため、DIYの際は「いらないスリッパ」や「上履き」を用意しておくと安心です。
⑤出隅・入隅は道具がないと苦戦します。
ヤフー知恵袋でのアンケートの引用です。
簡単に濡れるのですが難しかったのは出隅、入隅、いわゆる壁の凸と凹の角です。
指で整えていたらいつの間にか指先が擦り切れて痛かったです。
専用のコテがあるのですがもったいないので下敷きを切って曲げて代用しました。
慣れないうちは床にボトボト落とすので下に何か敷いてください。
初心者さんの素直な感想だと思わずほっこりしました^^
専用の道具を使うと簡単にきれいにできますが、代用品を使うのも全然ありです。
おやじのおすすめは、入隅ははけ引きを推奨します。
そして、出隅は少し乾いてからコテでくそ(多すぎる材料)を切り飛ばすやり方もありだと思います。
漆喰壁のDIYのメリット



大変な工程もありますが、それを上回るメリットが漆喰DIYにはあります。
- 自分の好みの色やテクスチャーにできる
- DIYならではの達成感と味わい深い仕上がり
- 自然素材ならではの調湿・消臭効果
漆喰壁のDIYのデメリット



手軽で楽しい漆喰DIYですが、実際に施工してみて分かった「事前に知っておくべきデメリットや注意点」もあります。
後悔しないために、以下のポイントを確認しておきましょう。
- 元の状態(クロスや壁紙)に戻すのは簡単ではない
「飽きたから、やっぱり元のクロス(壁紙)に戻したい」と思っても、一度塗った漆喰を綺麗にはがすのは非常に労力がかかります。 - 作業中に手や肌が荒れることがある
漆喰は強アルカリ性の素材です。
素手で長時間作業していると、肌が弱い方は指先や手が荒れたり、かぶれたりすることがあります。 - 乾燥までに時間がかかる(スケジュールに余裕を)
漆喰は、水分がゆっくりと蒸発しながら固まる素材です。
完全に乾燥するまでに数日〜1週間程度の時間がかかります。 - 施工中や乾燥時に汚れやすい・粉塵に注意
柔らかいペースト状の材料を扱うため、どうしても床や巾木にポトポトと落としてしまいがちです。
また、乾燥後に表面をサンダーなどで削ろうとすると、微細な粉塵が舞い上がって家中が白くなってしまうこともあります。
『漆喰うまくヌレール』の魅力
「漆喰うま~くヌレール」は、漆喰製造90年以上の実績がある日本プラスターが、最新の設備と長年の技術力を活かして作り上げた、他社が真似できない最高級の漆喰です。
初心者から職人まで幅広い層が使える、簡単に様々な下地に塗れるDIY向け漆喰製品です。


漆喰うまくヌレールの公式ページより引用した画像
塗るまでの準備(養生や道具・材料の段取り)は、少し面倒です。
しかし、かべを塗るのはケーキにクリームを塗るみたいで楽しいですよ
漆喰うまくヌレールの専門の道具


コテ板も塗り付けやすいように、上に角度がついてます。
また、下にも落下防止用に角度がついてます。


プラスチックのなので、強い衝撃を与えると壊れます💦
使用後は、きちんと水洗いしてくださいね


漆喰うまくヌレールのおすすめ時期時期
気温が3度以下や30度以上の時にはお勧めしません❕
漆喰うまくヌレールも通常の左官材料と同じ弱点があります💦
つまり、夏は乾燥がはやく、冬の寒い時期には凍害(水分が凍結して白華{白い粉がでる})という弱点です💦
漆喰うまくヌレールを壁紙に塗るときの注意点
塗る予定のない場所は、しっかり養生(汚れないように紙テープや養生マスカーを貼ること)してください。
日本プラスター制作の説明動画です。
服装や養生のしかた、塗るときのコツがわかりやすく説明されてます。
漆喰うまくヌレールを壁紙に塗るときのコツ
コテの先端ばかりを使うと上手く塗れません💦
コテは、真ん中が安定しているのでできるだけ中央(こての腹)で材料を押してください。
薄くしたいときは、コテの角度を壁から30~45度にして材料を伸ばして下さい。
厚みをつけて平らにするときは、5~10度くらいにねかせて(壁に水平に)するときれいに塗れます。
壁の止まり(淵廻り)は、材料をつけ過ぎないようにして、コテの先端を使って少しずつ塗ってください。
汚れたクロスの上に塗るときの説明動画です。
9年してもボロボロになりませんが、薄かったためか色が薄くなった気がします。
元は、若草色です💦塗ったばかりのころは、下図のような色でした💦


漆喰うまくヌレール色見本より引用
まとめ
壁紙に漆喰うまくヌレールをぬるのはそれほど難しくはありません。
とにかく塗りやすいことは間違いありません。
クロスの汚れた場所をぬると見た目だけでなく多くのメリットがあります。
消臭と調湿力がアップ!!
不燃(燃えにくい)、防カビ、抗菌、抗ウイルスの効果が期待できます。
漆喰で、おしゃれで健康的な生活空間を手に入れましょう‼
\二回塗りで4㎡塗れます・お試しにちょうど良い量です/
この記事についての意見や悩み、疑問、質問などがありましたら、ご自由にコメント欄に投稿して下さい。
※いただいたコメントは全て拝見し真剣に回答させていただきます。

