トイレの壁汚れているの
なんとかならないかしら?
それなら、手の届くところだけ漆喰をぬりませんか?
クロスの上からでもそのまま塗れます。お手軽にお洒落な壁になりますよ。
でも、漆喰なんて私にぬれるかしら?
むずかしくない?
慣れれば、クロスを貼るよりも簡単ですよ。
この記事では、初心者が簡単にできるように写真付きでレクチャーします。
\8年前にグリーン色の漆喰をぬった我が家のトイレ/
今年、漆喰を塗ったトイレの写真
必要な道具と材料
必要な道具と材料
✅養生テープ(紙テープ巾15~21㎜)
✅マスカーテープ(養生用のビニールが付いたもの)
✅コテもしくは、ローラーと小バケ
✅漆喰、もしくは珪藻土
漆喰は、つるつる、珪藻土は、ざらめに仕上がります。
詳しく知りたい方は、『壁のdiyリフォーム・漆喰と珪藻土の違いとメリット・デメリットを比較検討!』を読んで選んでください。
色は選択できるのでお好みに合わせて購入してくださいね。
\漆喰・4㎡ぬれる・シーラー付き・使い切りにぴったし/
\珪藻土・3~4㎡・コテぬり・使い切り/
\珪藻土・ローラー用・受け皿・ローラー付/
✅ノリ付きロールクロス(お好みで!!なくても大丈夫です😊)
ぬり継ぎのワンポイントにおすすめです。
カビの発生の心配を考慮するなら珪藻土よりも漆喰を推奨します。
珪藻土は、調湿性が優れている分、カビが発生しやすいと言われてます。
失敗しないための前準備
最初にことわりますが、障害物の多い奥の壁はぬりません。
初心者は、ぬりにくい場所は難しく、また入隅(90度の角)の処理はむずかしいのでパスしましょう。
5キロの材料では、3方向ぬるだけでぴったしだからです。
①自宅のトイレの大きさを計算してぬる高さを決めてましょう。
3.5~4㎡でおさまる高さを決めてください。
決めた高さに印をつけます。
②クロスのよごれはあらかじめ掃除して乾かせておきましょう。
③養生テープを貼ります。
注意点は、ぬる厚みを計算してテープを貼ることです。
なぜなら、テープをはがす時に材料を引っ張ってしまいボロボロになるからです(失敗談・体験済み)
入隅は、隙間をあけないようにしっかり貼りましょう。
④ ペーパーホルダーの養生は、マスカーテープを使います。
電気の差し込みボックスがあるときは、テープで全面養生して下さい。
⑤床や汚しそうな配管、便座をマスカーテープで養生する。
昔から、段取り7分・仕上げが3分といいます。
この養生こそもっとも大切な作業といえます。
トイレの壁のDIYの注意点
一度養生をしてしまうと、トイレで用を足すことが大変めんどうです。
便座の養生は、最後にして用を足しておくといいですよ。
漆喰を塗り終わるまで養生は、基本はがさないほうがいいです。
漆喰の塗り付けるコツ
漆喰も珪藻土も、基本2回ぬりです。
よほどの欠損がなければ下地を作る必要はありません。
もしも、大きな穴があるときはパテ材(下地用)で先に埋めておきましょう。
古い洗面器など推奨です。水を少し入れて粉をコテで混ぜてください。
時間で固まるので程よい固さで穴埋めしましょう。
穴がなければ問題なしです。
ーーーーーー
せまいトイレのなかで壁をぬるので汚れる可能性があります。
汚れてもいい服装で作業して下さい。
特に靴下で作業すると汚れが落ちません💦
汚れた足で、養生した以外の場所を歩くと後の掃除が大変なので気を付けましょう。
ローラーでぬる場合の注意点と手順
細かいところは、先に小バケでぬります。
入隅や、養生との取り合い、ペーパーホルダーの取り合いなど、ローラーでぬりにくいところはハケでぬりましょう。
ローラーでぬるときは、材料の付け過ぎに気を付けてください。
床に落ちた材料をふむと二次災害(笑)で、あちらこちらを汚してしまいます。
なるべくこぼさないようにぬりましょう。
こぼれた材料は、こまめに拾うのもおすすめです。
二回目のぬりも最初にぬった壁から続けてぬって大丈夫です。
材料がめくれてくるなら、少し時間をおいてから二回塗りしましょう。
塗り残しがないのを確認してから、養生をはがします。
こてぬり
材料のかたさを調整する
日本プラスター公式ページより画像引用
材料は、気温や保管状態で固さに差があります。
暑いと柔らかく、寒いとやや固いかんじです。
固い状態でぬりにくいと感じたら、コテでかき混ぜて柔らかくしましょう。
バケツからすくう道具は、ありあわせの物でいいですよ。
おたま、しゃもじ、ひしゃく、スコップなんでもいいです。
洗いやすいものを推進します。
壁に材料をぬりつけるコツ(1回目)
はじめて、コテを持つ人にコテ返しはむずかしいのでお勧めしません💦
コテ板を壁につけてコテでおして壁になすりつけましょう。
コテ板がない人は、ちりとりを代用しましょう。
やや斜め上に角度をつけておしつけると楽に壁にこすりつけられます。
材料には粘性(べたべたしている)があるので一度壁になすりつけると簡単には下には落ちません。
壁の真ん中に材料を多めにつけてコテに角度をつけて材料をのばしていきましょう。
バターナイフでパンにぬったバターやジャムをのばすイメージです。
とにかく薄く引き伸ばすイメージです💦
コテに材料がある程度くっついた状態で下から上にぬりましょう。
入隅も同じイメージです。
とにかく、ぬり忘れがなければ大丈夫。
できれば、養生テープにあまり厚く材料をのせないようにしましょう。
仕上げぬりをするコツ(2回目)
明るい状態でぬりましょう。暗いと、コテで二回目がぬれているかわかりにくいです。
ぬりかたは1回目と同じですが、仕上げなので自分の好みに合わせてぬりましょう。
パターン仕上げでも、伏せこんでつるつるに仕上げるでもお好きなようにぬってください。
入隅が上手くぬれない時には、小バケに水を付けて軽くはけ引きしましょう。
こだわりたい方は、専門のコテがあるので購入しましょう。
コテの筋を消すコツ
コテの筋を見えなくするのは難しです💦
しかし、見えにくくするコツはあります。
それは、コテの筋にコテの中央に合わせてコテに角度をつけずに優しくおさえるようにコテを動かしましょう。
かなり、コテ目が消えますよ。
どうしても、コテの筋が気になる人はコテバケを軽くあてましょう。
養生テープをはがす
完全に乾く前に、養生テープをはがしましょう。
ゆっくりと丁寧にはがしてください。
材料がすこしめくれることがあります。
軽くコテで抑えながら剥がせば大丈夫です。
予算はいくら?
コテやコテ板は、一度購入すれば次回からかかりません。
セットで購入すると4~5千円くらいです。
材料費は、5キロで5~6千円です。
養生テープ、マスカーテープ、小道具(小バケ、おたま)なども千円程度でおさまります。
トータル1万円から1万3千円程度でおさまります。
道具代がなければ、6~7千円でおさまるので気楽に挑戦できます。
漆喰壁のそうじ・メンテナンス方法
漆喰壁はその美しい質感と自然な素材感で人気がありますが、適切なメンテナンスが必要です
清掃方法
- 『乾拭き』: 柔らかい布やスポンジを使用して、壁の表面を優しく拭きます。力を入れすぎると壁が傷つく可能性があるため、注意が必要です。
- 『掃除機』: 柔らかいブラシのついた掃除機を使って、壁の汚れを吸い取ります。ただし、強力な吸引力は壁を傷つける可能性があるため、低設定で使用することをお勧めします。
メンテナンス方法
- 補修: 小さなひび割れや穴は、漆喰の補修キットを使用して自分で修理することができます。大きなダメージは再塗装することをおすすめします。
- 再塗装: 時間とともに漆喰壁の色が褪せた場合、または新しい色に変更したい場合は、再塗装を検討してみてください。自然な漆喰の塗料を選ぶと、壁の美しさが保たれます。
まとめ
汚れた壁を手が届く場所だけ漆喰や珪藻土をぬる方法は、トイレだけでなく廊下や部屋の壁をきれいにできる簡易補修方法です。
漆喰も珪藻土も、基本2回ぬりです。
よほどの欠損がなければ下地を作る必要はありません。
ぬり継ぎにはロールタイプのノリ付きクロスや、マスカーテープを貼ればきれいに仕上がります。
見た目だけでなく、吸放湿性・調湿機能、断熱・保温性能、防露機能、遮音性能、脱臭・吸煙機能などの効果も期待できるでしょう。
天井まで壁を塗るのは、養生も足場(踏み台、作業台)がいるので危険もあるのでお勧めしません。
本業に頼むリフォームは、便器を外して作業するのできれいに塗れるのです。
初心者は、そこまでできないので塗りやすい場所だけ塗ることをお勧めします。
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