
TP-Link社の「Tapo C410」という中国製の防犯カメラを使用しています。
屋外設置が可能で、画質も高く、スマートフォンアプリから映像を確認できる便利な製品です。
価格も手頃で、コスパの高さに惹かれて2年前に購入しました。
しかし、先日YouTubeで高市早苗氏が出演する動画
(中国製機器 情報流出の危険性)を視聴した際、
「中国製の通信機器やカメラが、外部に情報を送信している可能性がある」
という話を聞いて、強い不安を覚えました。



家庭の映像データが、海外のサーバーや第三者に渡るリスクを考えれば、
もはや「安いから」という理由だけで選ぶことはできません💦
【この記事でわかること】
- 中国製の防犯カメラが危険な理由
- 中国製以外の安全な防犯カメラ
- 中国製と日本製の違い
中国製防犯カメラが危険とされる理由



中国では2017年に「国家情報法」が制定されました。
この法律の第7条には、
「すべての組織および市民は、国家情報活動を支持し、援助し、協力しなければならない」
と明記されています。
つまり、中国国内に拠点を持つ企業は、政府の要請に応じてユーザーデータを提出する義務を負っています。
そのため、中国製のカメラで撮影された映像が政府機関へ提供される可能性があるのです。
以下の国々ではすでに政府施設から中国製カメラを排除しています。




国名 | 主な禁止・規制対象企業 | 実施内容 |
---|---|---|
アメリカ | Hikvision、Dahua、Huawei など | 政府施設での設置禁止(2022年以降) |
イギリス | Hikvision、Dahua | 公共機関施設での使用停止 |
オーストラリア | 複数の中国企業製機器 | 国防関連施設での撤去命令 |
日本 | 一部自治体や企業で独自判断 | 使用見直し・国産化推進 |
中国製の防犯カメラの多くは、専用アプリを通してクラウドサーバーに映像をアップロードしています。
しかし、そのサーバーがどの国にあるのか、どの経路で通信されているのかをユーザーが確認できないケースが多いのです。
特にTapoシリーズのように、クラウド録画や通知機能を利用するタイプは、
海外サーバーを経由する設計になっており、完全なデータ遮断が困難です。
また、ファームウェア更新やアプリ通信の際に、利用者の同意なしで外部通信が行われている可能性も指摘されています。
こうした“ブラックボックス”な部分が、最も大きなリスクといえるでしょう。



このような情報は、Googleの中では見つけられませんでした💦
高市早苗さんの動画を見て初めて知りました。
信頼性は高いと判断しました。
アプリの危険性;
塚本無線の例から見える構造的リスク



最近では、日本ブランドの製品であっても、アプリだけが中国製というケースが存在します。
代表的なのが塚本無線の一部製品です。
つまり、「日本のメーカー名がついている=安全」とは限らないのです。
実際にセキュリティ専門家の調査によれば、
「アプリが中国製である時点で、通信経路を完全にコントロールできない」
という報告もあります。
防犯カメラ中国製以外の安全な防犯カメラおすすめモデル



安い中国製の防犯カメラには、値段では勝てません。
しかし、1万円程度の差なら安心料と思えば安いものです。
日本製防犯カメラおすすめ


信頼性の高い「日本製または中国以外のブランド」を紹介します。
商品 | 特徴 |
---|---|
![]() ![]() パナソニック (Panasonic) | 法人・公共施設で 採用実績多数。 内クラウド運用 |
![]() ![]() アイ・オー・データ (I-O DATA) | クラウド録画 サーバーを 日本国内に設置 |
![]() ![]() エレコム (ELECOM) | セキュリティ設計 厳格で、アプリも 国内開発 |



すべて日本製です。
✅パナソニックは、長期サポート・信頼性が高く官公庁にも導入実績あり。


✅アイ・オー・データは、 個人・小規模事業者に最適。


✅エレコムは、セキュリティ設計が厳格で、アプリも国内開発


中国製 vs
日本製・海外製の違い



繰り返しますが、
リスクの差と値段の差をよくよく考慮して選んでください
比較項目 | 中国製 カメラ | 日本製・ 海外製 カメラ |
---|---|---|
データ 保存場所 | 中国国内・ 海外不明 サーバー | 日本国内 ・米国など 明示的な場所 |
国家による データアクセス | 義務あり (国家情報法) | 義務なし |
通信経路 の透明性 | 不透明 | 公開 ・監査可能 |
セキュリティ サポート | 不定期 ・短期間 | 長期サポート ・定期更新 |
価格 | 安価 (1万円前後) | 中価格帯 (2〜4万円) |
リスクレベル | 高 | 低 |
出典元:総務省 情報通信白書2024・米国国防総省報告書2023
買い替えを決意した理由:
安さより「安全性」
Tapo C410を使っていた頃、おやじは「安いし性能もいい」と感じていました。
しかし、情報セキュリティを犠牲にした安さであると気づいた今は、
「安心して使える製品」に投資する価値を実感しています。
もし自宅の映像が外部に流出した場合、プライバシーだけでなく、
家族の生活パターンや留守時間などが第三者に知られてしまうリスクがあります。
その代償を考えれば、多少高くても国産ブランドを選ぶべきです。
まとめ:
中国製以外の防犯カメラを選ぶ理由
- 中国製カメラは「国家情報法」により政府がアクセス可能
- クラウド通信やアプリ経路が不透明で、データ流出の懸念がある
- 一部日本企業製でも、アプリが中国製なら同様に危険
- 日本製または米国製ブランドは透明性・法的安全性が高い
この記事を書いた人・記事の信頼性


ここ数年、庭の花や野菜が盗まれるようになりました。
警察の勧めもあって防犯カメラを取り付けたところ、
それ以来、不審者の侵入はゼロに!🎉
今回は、購入前に調べたこと、そして使ってみてわかったことを共有します。
少しでもあなたの役に立てばうれしいです。
コメント
コメント一覧 (1件)
高市早苗さんがおっしゃるなら間違いなくやばいんでしょうね。カメラを買う予定は現在ありませんが、そういう知識はしっかり持っていたいものです。