そろそろ、外壁塗装の時期だと思うのだけど、
どこに頼むのがいいのかわからないわ💦
残念ながら、消費生活センターの消費者ホットラインには、リフォーム関連の苦情が年間6000件以上も報告されているのが現実です(2022年の資料)
外壁塗装の成功のポイントは、「業者選びが9割」と言われてます。
今回は、業者選びのポイントをわかりやすくまとめました。
記事を読めば、あなたもリフォーム詐欺や手抜き工事の被害に遭わなくなることまちがいありません。
1回目の塗装工事についても失敗面も含め記事にします。
はっきり言って勉強不足によりもったいない面もありました。
ハウスメーカーに依頼し、ペンキもいいものを使ったので15年はもちました。
それも、そろそろ限界です.業者選定に真剣(マジ)です.
非常に残念なことですが、外壁塗装はクレームが多い、と言われています。
費用も大事ですが、適当な工事をされてしまうと、
・次の塗替えのタイミングが早まったり
・塗り替え不良の修繕費用がかかってしまったり トータルコストが高くなるケースもあります。
失敗しないための業者選びのポイント
塗装業者の販売形態の種類を知る
最初にしるべきことは、塗装業者の販売形態の5種類を知ることです。
- ハウスメーカー
メリット:
- 信頼性が高い(品質管理・保障がしっかりしている)
- アフターサービスが充実
- 家の工事と同時にできる(塗装いがいのリフォームもする時)
- 打合せの手間が省ける(家の図面を所持していた時)
デメリット:
- 工事費用が高くなる←中間マージンがかかるため
- ホームセンター
メリット:
- 設備機器の販売に付随したリフォームが得意
- 値段が安い(一括見積のイベントが多い)←手抜き工事の原因
デメリット:
- 中間マージンが発生する
- 外構業者の質は運任せ
- 担当営業者がペンキのスペシャリストとは限らない
- 個人塗装店
メリット:
- 安心の塗装工事
- 価格が抑えられる(中間マージンや営業経費がかからないため安く施工できる)
デメリット:
- 塗装工事以外の工事は依頼できない
- 業者の質は人柄に左右される(職人のレベルにも差がある)
- 大きな家やアパートの場合は、工期が長くなることもある。
- 外壁塗装専門店
メリット:
- 費用が抑えられる←中間マージンが発生しない分材料費や手間をかけられる
- 伝達が早い
- すぐに駆けつけてくれる
- 地域に合った施工←地元なので信用を無くす仕事はあまりしない
デメリット:
- 優良業者が探しにくい←業者の質を見分けるための知識が必要・
- アフターケアの不安←潰れることもあるため
- 比較サイトの激安店
メリット:
- 価格競争←とにかく低価格でやりたい方はおすすめ
- 一括見積もり←見積もりのやり方や金額の差がわかる
デメリット:
- 品質のバラつき←業者が千差万別・海千山千なので業者を見わける知識が必要
- アフターサービスの不安
自分で学ぶ気があれば、外装専門店が一押しです。
コスパの良い高品質な工事が期待できます。
手軽さと低予算ならホームセンター。
安さ追求なら、比較サイトで個人塗装店をチョイス。
値段は高いけれども、品質が安心・打ち合わせの手間がかからないことが希望ならば、ハウスメーカーがおすすめです。
見積もりの取り方から判断
外壁塗装は、メンテナンス作業のため家の築年数や外壁の状態で予算は変わってしまいます。
どの塗装業者も口をそろえて言う言葉があります。
「医者が治療するまえに良く検査しないと治療できない」
「全く同じ家はないので検査しないと見積もりが出せない」
この言葉を口にする業者の見積もりは根拠があり他社と比較したとき仕上がり具合に差が出ます。
とくに、追加料金が出ないようにドローンによる空撮をする会社は信頼に値します。
建坪からの一括見積は、選ばない
外壁塗装の平均価格をしらべると大抵の場合2階建ての建坪で価格が表示されてます。
コスト重視で、見積もりを作る手間を省けるメリットがあるのも事実です。
素人には、わかりやすいというメリットから人気の基準とされてます。
しかし、安い予算の時には工事の内容がどこまで含まれるか曖昧です。
相場よりあまりに安いと、職人の手間がさがり手抜き工事や材料を薄くするなどの工事につながりやすいといわれてます。
屋根塗装の費用も加えた場合の費用相場の一覧表
坪数 | 塗装面積 | 費用相場 |
10坪 | 36.9m2 | 40万~70万円 |
20坪 | 79.2m2 | 70万~110万円 |
30坪 | 118.8m2 | 80万~120万円 |
40坪 | 158.4m2 | 100万~140万円 |
50坪 | 198.0m2 | 120万~180万円 |
60坪 | 237.6m2 | 150万~210万円 |
70坪 | 277.2m2 | 160万~250万円 |
80坪 | 316.8m2 | 180万~280万円 |
90坪 | 356.4m2 | 200万~300万円 |
100坪 | 396m2 | 230万~350万円 |
これに足場代が加算されるパターンも多いです。
わかりやすいので人気があるのもわかります。
しかし、あくまでも基準値の目安くらいに考えましょう。
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細かい詳細見積もりが必要なわけ
職人も塗装会社も慈善事業ではありません。
どうしても、赤字工事をするわけにはいきません。
できれば、いい仕事をしてお客さんに満足してもらいたいと思う職人や塗装業者は多いです。
そのためにも、細かい見積もりをしてお互いに納得する価格と品質をすり合わせる必要があります。
価格優先ならどこまで施工するのか?品質をよくするためにどんな下地処理が必要なのかなどをお互いに打ち合わせることが大切です。
外壁塗装業界は、何かと価格競争にさらされてます。
大抵は、値下げできないギリギリの価格で見積もりしてきます。
予算の根拠を知るためにお互いに細かい見積もりがいるのです。
見積もりは業者により様々です。
足場代・ペンキ代・施工費・諸経費
の会社も多いです。
- 仮設足場工事:
- 外壁塗装や屋根工事の際に必要な足場を組むための工事です。
- 足場の設置や撤去、安全対策などが含まれます。
- 養生:
- 周辺の建物や植物、地面などを保護するための作業です。
- 塗料や工具の飛散を防ぐために行います。
- 高圧洗浄:
- 外壁や屋根の汚れを落とすために高圧洗浄機を使用します。
- 古い塗膜や汚れを除去し、新しい塗料の密着を促します。
- 下地調整:
- 外壁や屋根の表面を整える作業です。
- ひび割れや凹凸を修正し、均一な下地を作ります。
- 外壁塗装:
- 外壁の塗装作業です。
- 塗料の種類や塗り回数、色の選定が含まれます。
- コーキング:
- 隙間や接合部をシーリング材で埋める作業です。
- 防水性や気密性を高めます。
- 付帯部塗装:
- 軒天井や雨樋、窓枠などの付属部分の塗装です。
- 細かい部分も美しく仕上げます。
- 諸経費:
- 足場の設置や材料の運搬、廃材の処理など、工事に伴う諸経費を含みます。
2~7番をひとまとめで塗装代とする会社もあります。しかし、その場合には個別に確認しておかないと追加工事扱いされる可能性があります。
使用する塗料についても良く見積もり段階で話しあう必要があります。施工費(職人の手間)とペンキ代がセットのことが多いのですが、できれば分けた見積もりがおすすめです。
付帯部塗装の数まで調査する会社はかなり細かい見積もりだといえます。ドローンによる高所の確認作業をする塗装業者は、信用度高いです。
\参考動画・視聴推薦動画です/
口コミ・有資格者・保証・助成金の検索のすすめ
業者の選定で見るべきポイントは、見積もりだけではありません。
その会社の口コミや会社の歴史、有資格者の存在についても自分で調べてから見積もり依頼するほうがいいでしょう。
「自分の住む場所」+「外装専門店」もしくは「リフォーム店」で検索してみましょう。できれば、自社社員の会社が将来性があるのでおすすめです。保証や助成金についても地元密着型の会社なら施工前に相談確認できるはずです。
助成金を調べるとわかりますが、塗装工事ではそれほど高額な助成金や補助金は出ません。
リフォームで耐震やエネルギー設備がらみの工事ならある程度でる自治体が多いです。
火災保険が使えるか確認してみましょう
家の外壁塗装する前に自分の加入している火災保険を確認してみましょう。地震や台風などの自然災害による壁の亀裂、屋根や雨樋の損傷、基礎の亀裂など、10年未満でも申請な可能な被害はあります。
あぶない塗装業者の見分け方
見積もりが詳細性のあるものか確認
見積もりが大雑把な一括見積は危険です。
見積もりの調査時間が60分以下の業者も注意が必要です💦
ドローンを使って調査する会社は安心できます。
- 見積もりには正確な塗布面積と使用する塗料の情報が含まれているか確認しましょう。
- メーカー名と塗料名も記載されているかチェックしましょう。
- 塗料の性能と耐久年数と値段の説明があるか確認が必要です。
価格の急激な変動に注意
大幅値下げをして契約を急がせる業者
不安をあおる業者は要注意です
- 大幅な値引きをしている業者には注意が必要です。適正な価格で提供されることが重要です。
- 根拠のない不安をあおる営業マンにも注意が必要です。
訪問販売の営業には経費がかかるためどうしてもトラブルにつながる工事が多いと言われてます。
くれぐれも、訪問販売員を屋根にのせたりしないように気をつけてください。
工事後の保証がない業者は危険です
- 工事後のアフターフォローがしっかりしている業者を選びましょう。
- 保証の内容も確認してください。
営業マンの知識や態度をよく観察しましょう
- 質問に丁寧に答えてくれる業者を選びましょう。
- 不安をあおったり、契約をいそがせたり、見積もりが雑な営業マンとは契約しないようにしましょう。
他社との相見積もりをとってから契約するようにしましょう。
値段だけで決めると後悔やトラブルにつながります。
実績の有無をネットで調べましょう
- 実績のある職人が施工する業者を選ぶことをおすすめします。
- 1級技能士がいるか確認しましょう。
現在は、ネット検索で企業の口コミはすぐにわかります。
ただし、あきらかに偏った口コミには注意してください。
会社の歴史や実績、口コミの検索調査は必ず自分でしましょう。
悪徳業者は、必ず悪い口コミがでてますよ。
これらのポイントを意識して、信頼できる外壁塗装業者を選ぶことが大切です。
そのためには、発注者のあなたも知識を身につける必要があります。
それが、めんどくさい時、もしくは時間がない時には大手のハウスメーカーにお願いすると失敗が少ないです。←過去の自分(笑)
地元密着型の塗装専門店の見つけ方
地元密着型のなので、町で見かける塗装専門店の看板をみてgoogle検索して確認するやり方が1つです。
あとは、「自分の住む場所」+「外装専門店」もしくは「リフォーム店」で検索するやりかたです。
あまり多くも見積もりを取ると混乱するので、自宅を作ったハウスメーカーから1つ。
地元、もしくは通勤圏内とおもわれる主要都市の外装専門店から2社ほどから見積もりを取ることをおすすめします。
値段重視なら、比較サイトの個人塗装店が狙い目です。
まとめ
家の外装工事で、リフォーム詐欺や悪質業者に騙されないためには、基本的な知識を学ぶ必要があります。
実は、多くの塗装業者は良い仕事がしたいのです。
しかし、低予算なので仕方なく予算なりの仕事をしている業者も多いのです💦
打ち合わせする手間や検索したり調べる手間が惜しい人は、
高額ですがハウスメーカー(自宅を作ったメーカー)がおすすめです。安く上げたい方は、比較サイトの個人塗装店がおすすめです。
自分で調べる気力、体力と時間があるかたは、地域密着型の外装専門店がおすすめです。
あなたに合う塗装店を見つけて下さい。
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