家のメンテナンスについて体験談を知りたい人向けの記事です。
この記事を読めば、外壁塗装でおやじと同じミスをしないで済みます。
外壁塗装は、『業者選定が9割』です。
あなたが失敗しない業者選びの参考になればうれしいです。
1回目の塗装の体験もみなさんの役に立つ一次情報を提供できると思います。
ちなみに、子供の進学費用もあるので、コストもおさえたいと考えてます💦
おやじの1回目の家の外壁塗装(18年前)
築15年で外壁塗装の必要を感じて工事を決意しました。
きっかけは、飛び込み営業の人が外壁の保全のためにメンテナンスが不可欠だと言ってきたことです💦
築15年で一回目の外壁塗装の失敗した点
AC写真より引用
①細かい見積もりをとらなかった💦
業者選びの一番わかりやすい見分け方は、ズバリ『詳細な見積もり』があるかどうかです。
細かい見積もりをするためには、綿密な事前調査が必要です
ドローンで調査する会社は、信頼度高いといえます。
60分以上かけて調査するか、短時間の調査で済ますかでも見分けやすいです。
18年前、この情報を知らなかったおやじは、見積もり書は一式いくらが普通だと考えてました。
雑な見積もりは、どこまでが請けに含まれるかあやふやなのでトラブルの原因になってます。
我が家の外部用鉄骨階段は、見積もり外だと言われモヤモヤしたことは忘れられません。
②勉強不足で知識不足
当時は、まだユーチューブもスマホもありませんでした。
ネットでの検索も今ほど精度の良いものではありませんでした。
新しい情報が世に広まるのに時間がかかる時代でした。
③業者の調査をしなかった
調べる気になれば、業者ごとに検索して調べられたはずです。
しかし、検索したりする習慣もありませんでした。
結局、企業のネームバリューと営業トークからハウスメーカーに依頼しました。
築15年で一回目の外壁塗装の成功した点
飛び込み営業のトークを鵜吞みにしなかった自分を褒めたいです(笑)
①相見積もりを3社からとった。値段で業者を選ばなかった
3社から見積もりをとりました。
①飛び込み営業できた有名塗装店(テレビCMしていた)
一式込々で120万円
②地元の塗装業者
一式込々で95万円
③家を建てた大手ハウスメーカー
一式込々で170万円
品質保証と長持ちをアピールしたハウスメーカーを選びました。
結果として15年以上長持ちしました。
しかし、外壁塗装の相場を知らなかったため
かなりコスト高な買い物になりました。
この飛び込み営業の塗装業者の工事は、10年たたずに所々はがれているのを見かけました。
②施工中・不満や疑問を営業マンに連絡した
高圧洗浄している時間が短いと感じたおやじは、営業の担当者に連絡しました。
「洗浄をし過ぎると下地が痛むのであまり強く長時間は洗浄しない」と返答がありました。
その後の対応は、丁寧になりました。
雨どいのジョイントの金物がサビているので交換すると言われたときに
さびないステンレス製に交換して欲しいと交渉しました。
サービスで交換してくれました。
屋根に雪の落下防止用の突起物がないので、北側の屋根につけてもらいました。(これは、有料でした)
鉄骨階段の鉄部の塗装をしないで終わりそうだったので営業に電話しました。
見積もり外だけど、サービスで塗装しますといわれモヤモヤした記憶があります。
足場のあるうちに見積もりにない細かい不満や改善点を交渉したのでかなり不満は解消されました。
追加工事にも応じてもらい、雪の落下の心配がなくなりました。
塗装工事は、人のてによるメンテナンス作業なので臨機応変さが求められることもあります。
業者まかせにせず、施主であるあなたの質問や意見交換が必要です。
満足度の高い工事にするために、コミュニケーションは不可欠です。
③塗装職人とコミュニケーションをとったこと
塗装に来ていた塗装職人が休憩している時に声をかけました。
職人さんは、年上の方が多く話しやすかったです。
実は、出窓まわりにひび割れがあったのでシーリングしてもらいました。
それも、職人さんから聞いた情報です。
その時に、職人さんから「次の塗装工事はシーリングの打ち替えが必要ですよ」と情報をもらいました。
そして、「2回目は、1回目よりも高額になると思う」とおしえてくれました。
あと、ペンキはいいものを使っていると言っていました。
親しくなると忖度ない情報がもらえるので話せそうな職人なら声をかけてみましょう。
会社によっては、話しかけないように教育しているとこもあります。
職人さんとコミュニケーションとると営業トークではない直の情報がもらえます。
しかし、勉強不足のおやじには塗装の種類について詳しくわかりませんでした。
近くの家の塗装より長持ちしたのでいいものを使ってくれたと考えてます。
二回目の外壁塗装を決意したわけ
15年前だとフッ素樹脂入りのペンキが高級品とされていたはずです。
15年をすぎたあたりから、急にひび割れやチョウキング(白い粉が壁にでる)がではじめました。
建て替える予算はありません。
能登半島地震の映像で、古い家屋が倒壊しているのを目の当たりにしました。
地震による倒壊を防ぐために、二回目のメンテナンス外壁塗装をすることを決意しました。
家族の安全と家の保全の関係
自宅の見栄えのためだけに外壁塗装するわけではありません。
一番の目的は、防水機能の復活です。
屋根や外壁の防水機能は塗装により保護されてます。
しかし、10~15年するとペンキの防水機能が低下してしまいます。
結果として細かいひび割れなどから浸水し始めます。
家屋の内部に水が浸水すると柱や壁にカビがでたり腐食します。
家の耐久度が落ちてしまいます。
つまり、地震などでの倒壊リスクが高まるということです。
※屋根の種類によっては、塗装ができないタイプもあります
日本の家屋の屋根には、塗装できない種類がいくつかあります。以下に代表的な塗装できない屋根材を簡潔に紹介します。
- パミール: ニチハ株式会社の製品で、塗装できない屋根の代表的な存在です。層状剥離が特徴で、塗装しても強度を保てないため、塗る意味がありません。
- レサス: 松下電工(現パナソニック)の製品で、細かなひび割れや欠損が多く発生します。塗装しても強度を戻せないため、メンテナンスとしては塗る意味がありません。
- シルバス: 松下電工の製品で、スリットの入ったおしゃれなデザインですが、そのせいで割れやすいです。通常のスレートに必要な作業でも割れが起きやすいため、塗装はおすすめしません。
- コロニアル NEO: クボタ(現ケイミュー)の製品で、細かなひび割れや先端の劣化が起きやすいです。築10年を超えると全面的にひび割れが発生しますが、他の屋根材に比べて不具合の報告が少ないです。
- アーバニーグラッサ: クボタの製品で、うろこのような入り組んだデザインが特徴です。強度も低く、滑落や欠損が多く発生します。部分差し替えや補修がしにくいため、塗装もおすすめしません。
- ザルフグラッサ: クボタの製品で、コロニアル NEOと似た形状ですが、スリット幅が広いです。ひび割れが多く起こるほか、層状剥離も発生することがあります。
- セキスイかわら U: 積水屋根システムの製品で、U瓦とも呼ばれます。基本的には塗装不要ですが、セメント瓦やモニエル瓦は塗装が必要です。
これらの屋根材には適切な対処方法がありますので、ご自宅の屋根に合ったメンテナンスを行いましょう。
動画検索による知識の集積がしやすくなった
コロナの時代に、外壁塗装について多くの動画をあげる専門業者がとても増えました。
メーカーのCM動画や職人の作業動画、地元密着型の塗装専門業者の動画がたくさんの動画をだしてます。
消費者には、ありがたいかぎりです。
悪徳業者の手口に苦い思いをしていた職人たちの声はたくさんありました。
偏った知識にならないように色々な業者や職人の動画を沢山みることで正しい知識を身につけられます。
ぜひ、あなたも自分の住む地域の外壁塗装業者を検索してみてください。
1回目と2回目の外壁塗装のちがい
家の外壁塗装は、塗装する壁の状態により値段が変わります💦
1回目よりも2回目は、シーリングの打ち替えや、不具合の修理などが増えるため高額になる傾向があります💦
塗装工事前に、よく調査して予算と修理内容を話し合う必要があります。
まとめ
外壁塗装で失敗しないためには、基本的な知識を学びましょう。
そして、見積もりを数社からとりましょう
とにかく検索して良い業者を選びましょう。
目的は、家を長持ちさせるための外壁塗装である事を忘れてはいけません💦
家の状態にもよりますが、1回目より2回目のほうがお金がかかることが多いです💦
我が家の二回目の外壁塗装はこれからです💦
しっかり、学んで、調べて満足のいく外装工事をするつもりです。
そこから、また新たな発見があれば記事にします。
この記事が、あなたの外壁塗装の役に立つことを願ってます。
火災保険の給付金がもらえるか調べることも大切です。
この記事についての意見や悩み、疑問、質問などがありましたら、ご自由にコメント欄に投稿して下さい。
※いただいたコメントは全て拝見し真剣に回答させていただきます。
応援よろしくお願いします。
人気ブログランキング にほんブログ村 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
コメント